共通テスト後、私は数学を捨てるという医学部受験者としてあるまじき行動に出ました。ですが、教務の金井さんはそれを認めてくださいました。おそらく、私のあまりにも貧相な数学力と福井大学の出題傾向を熟知しておられたためです。私はあの金井さんが認めるのだからと安心して数学を放置し、苦手な化学に専念することができました。
そして、柴崎さんに化学の個別指導を30回もしていただくうちに、周期表すらまともに書けない状況から一転、化学が一番好きで一番自信のある科目になりました。また、柴崎さんの存在は精神的にも大きな支えとなり、受験当日も休憩時間に爆睡するほどリラックスでき、実力を完全に出しきることができました。
一時は真剣に文転を考えるまでに数学と化学が壊滅的であったにも拘わらず、国公立医学部に合格できたのは、MEDiCで一人一人に合った対応をしていただけたからこそだと思います。一年間、本当にありがとうございました。